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【医療・福祉】問題スタッフばかりに時間をかけない

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【医療・福祉】“気付き”を与え“行動”を起こす人財育成論
                     2016/7/6 号
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人財定着コンサルタントの後藤功太です。
本日も宜しくお願いします。
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  ▼ 問題スタッフばかりに時間をかけない ▼
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同時に複数の新人を雇うようになると、
入社して数ヶ月経つ時期は、それだけレベルの違いが出てきます。
レベルの違いが出ることは、
スタッフの特徴や能力は違うので当然出てきます。
ただ、そのレベルの違いの中でも出てくる、
いわゆる問題スタッフにも苦しむことになります。
■実際に、私が関わらせていただいた多くの施設でも
問題スタッフに頭を抱えています。
問題というと、
例えば「言うことを聞かない」「叱責するとふてくされる」
などといった行動を言います。
多くの場合、こうした問題スタッフを教育し直し、
戦力にしたいと考えることが多いようですが、
これはするべきではありません。
度合いにもよりますが、
小さな問題を抱えているスタッフであれば、
「そういうもの」と割り切ってしまうのが得策です。
「人材定着を謳っておきながら、問題スタッフを見捨てるのか」
といった声が聞こえてきそうですが、
見捨てるわけではありませんし放置するわけでもありません。
もちろん、過半数を超えるスタッフが問題であれば、
それは解決する必要がありますが、
1名、2名程度であれば、むしろ他の優良なスタッフに
目を向けるべきです。
つまり、優先順位をつけて教育をすることが大事です。
■というのも、スタッフはよく見ています。
そして、客観的な評価をすることが重要なのは、
言うまでもありませんが、
感情的に「ちゃんと見てくれている」
ということの方が重要なのです。
例えば、もし問題スタッフの解決ばかりを考えて、
その問題スタッフにいつも目をかけていたとしましょう。
問題スタッフの解決をするという大義名分の元、
その1名なり2名ばかりに手をかけていると考えますが、
ほかのスタッフから見れば
「いつもあのスタッフばかりに声をかけている。
私たちには目もかけてくれない」
という視点で見られてしまうのです。
私がコンサルティングをしたある介護施設でも、
いつも所属長がひとりのスタッフにばかり声をかけ、
よく注意をしていました。
所属長としては一生懸命なのですが、
スタッフにヒアリングをすると
「1名のスタッフばかり贔屓されている」
という結果が出たことがあります。
■せっかくエネルギーを注ぐのであれば、
他の新人全員の人材がやる気を出すように、
全体に目を配りたいものです。
そういった点で、
時には問題スタッフは「放っておく」ということも
得策と言えるのです。
ちなみに、放置をすることで問題スタッフが
他の社員に悪影響位を与えるのかというと、
そうとは限りません。
他のスタッフがイキイキと仕事を仕出すことで、
居心地が悪くなっていきます。
そうなると、他のスタッフと同じように仕事をし出すか、
残念ながら退職されるかです。
■人材定着において、
当然退職されるのは会社にとって痛いことです。
ただ、会社風土や職場環境を改善していくことで、
それに合わず退職をされるのは仕方ない時期が出てきます。
なので
「先の人材定着のために、今の退職を良しとする」
という考えも必要です。
意識してみて下さい。
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  ▼ 編集後記 ▼
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本日は、
名古屋にて1日研修。
終わり次第、大阪へ行きます。
昨日、久しぶりに体重計に乗ったら、ビックリ!
過去最高の重さでした。。
運動不足
偏りの食事
が全てです。。
特に運動は、
時間確保が全く出来ていないのが原因です。
なので、
もうスケジュールに強制的に入れようと思います。
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