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【介護人材定着】1,613号 制限を設けないと行動しやすくなる

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【介護人材定着】採用から育成・定着までの人材マネジメント術
2020/5/14 1,613号
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人材定着コンサルタントの後藤功太です。
本日も宜しくお願いします。
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新刊が出ました。
「介護医療施設でスタッフがスグに辞めない職場づくり57の秘策」
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介護医療に特化した社会保険労務士として、
これまで全国の介護医療施設へ直接訪問し支援してきました。
そこでは、
現場ならではの人材における悩みや
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現場あるあるを豊富に盛り込んだ、渾身の1冊。
ぜひ人材定着に向けての指南書として1冊いかがでしょうか?
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▼ 制限を設けないと行動しやすくなる ▼
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部下が積極的に考え、
行動してくれるほど嬉しいものはありません。
ただ、実際には「指示待ち」であったり
「言い訳」を並べて自ら行動を起こさない部下もいます。
そういった部下に共通していることとして、
「殻に閉じこもっている」傾向にあります。
どういうことかというと、
やりたいことは分かっていたとしても
「時間がない」
「お金がない」
「才能がない」といって行動できないでいるのです。
■そういった場合には、
部下が閉じこもっている殻を破ってあげるために、
「制限を取り払う質問」をしてみるのです。
先ほどの、「時間がない」「お金がない」「才能がない」であれば、
「もし、時間があったら何をする?」
「もし、お金があったら何が出来る?」
「もし、才能があれば何がしたい?」
こういった質問をすることで、
部下からは自由に発想をすることが出来ます。
「時間があるのなら、もっと利用者とお話をして、
好きな食べ物を聴き回ったうえで
バイキング形式の食事会をしてみたいです。」
「バイキング形式の食事会をしたいんだね。
それはどこでやりたい?」
「多くの利用者に来てもらいたいから、
1階の広場でやりたいですね。
出来たら家族も呼びたいですね。」
「それは楽しそうだね。何人ぐらい集まるといいかな?」
「そうですね。まずは家族含めて50名ぐらい集まればいいですね。」
「50名だね。それだけ集まるとワイワイしていて楽しそうだね。」
「そうなんです。これ、前からやってみたかったんです。」
「そうなんだ。じゃあ、この食事会が実現できるようにするためには
時間が必要だよね。どうやったらその時間が作れるか一緒に考えてみようか」
■時間という制限を破ったことで、
部下が抱えていた「やりたいこと」が見えた事例です。
部下が自ら制限を設けてしまっていたことで、
自由な発想の枠を自分で狭めてしまっているケースがたくさんあります。
それは非常にもったいないことです。
だから、そのときこそリーダーが制限を破るような質問をしてみると、
部下の行動力が一気に上がります。
■そして、制限を設けないように質問をすることで、
部下の潜んでいた想いや行動が上がっていきます。
そこで、もう一歩具体的な行動がイメージできるように、
緩やかな条件を設けた質問をしてみましょう。
先ほどは「時間がない」という制限に対して、
「もし、時間があったら」という質問をしてみることをお伝えしました。
これを、
「もし、1日に1時間自由な時間を作ることが出来たら何をする?」
という質問をしてみるのです。
時間が目一杯あるときの発想よりも、
ある程度の条件があるときの発想の方が、
自由過ぎない分「アイデアが浮かびやすい」効果があります。
意識してみてください。
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▼ 編集後記 ▼
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本日は、
午前に2件の打ち合わせ
午後に2件の打ち合わせ
少しずつ、研修などの依頼が増えてきました。
まだ世の中の先は読めないところではありますが、
やはり教育の時間を疎かにすれば、
それだけスタッフの成長が止まってしまいます。
既に実施している「徹底した対応」をすることで
事業運営だけでなく、教育も再開していこうという
動きが出てきていますね。
こちらも、これまでの直接伺っての対面研修だけでなく
色んなやり方を考えたうえで提案できるようにしておこうと思います。
追記:
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