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【医療・福祉】 ブランクのあるスタッフを新人扱いにしていませんか?

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【医療・福祉】“気付き”を与え“行動”を起こす人財育成論
2016/4/14 号
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人財定着コンサルタントの後藤功太です。
今回は、
ブランクのあるスタッフが復職する際に
どのような対応が必要なのか、について書いていきます。
復職というと、
介護業界から離れて別の業界で働き、
その後戻ってくるパターンと
専業主婦のように一度仕事自体を辞めて、
その後戻ってくるパターンとに分かれます。
いずれにおいても、
ブランクがあることで、
以前のような働き方が出来るか不安を抱えながら、
昔を思い出しながら仕事に取り組むところからスタートします。
思い出す際には、
人間の特徴として当時のシーンを頭のなかで思い描き、
その時のやり方をそのまま忠実に再現できるようにやろう
という考え方が強いです。
■何が強みなのか?
一度現場から離れた、
という点においては実は強みの方が多いです。
現場にいると、
どうしても目の前の仕事に追われ、
周りを見渡す余裕がありません。
施設内だけでの変化しか
対応しきれない状況になることが多いです。
なので、
現場から離れて別の仕事、
あるいは専業主婦のように仕事自体から離れたことで、
周りの視点を身に付けている点が強みになります。
第三者の視点で今の事業所を見る事が出来ることで、
何が強みなのか、何が欠けているのかを
把握する力があります。
■ただし、、、
今のやり方と昔のやり方のギャップが大きいほど、
そこにギャップを感じ作業が止まってしまうことがあります。
止まってしまう原因に
「何が正しくて何が間違っているのか」の把握に
時間がかかってしまうことがあります。
昔のやり方も、当時は正解です。
ただ、今はそれが正解ではなく、
今のやり方が正解と捉えなくてはいけない。
そこに戸惑ってしまうのです。
なので、今のやり方を認め、
受け入れる姿勢を持つことが大事になります。
■どんな対応が必要なのか?
昔のやり方にこだわる必要はありませんが、
参考にする姿勢は必要です。
そして、ブランクがあるから、
新入社員のように扱うことは避けるべきでしょう。
例えば、同じ時期に新入社員と一緒に入社した場合は、
同じ立ち位置ではなく半歩先の立場で接することです。
同じ内容を教えるにしても、
どちらかと言うと「意見を聴きながら、確認しながら」
進めていく配慮も必要です。
また、当時の経験を今に活かしてもらう
環境づくりが大事になってきます。
そのため、
まずは当時のやり方や様子を聴くことから初めてみましょう。
特に若いスタッフにとっては、
今のやり方しか知らないです。
今に至る歴史が、
今後のやり方の参考になることも多いです。
ブランクがあることへの不安感を抱えている事が多いため、
そういった配慮や接し方は、
自信とモチベーションに繋がっていきます。
ブランクの期間が長いほど
経験があること自体を忘れがちになりますが、
貴重な戦力であることを再認識し、
迎え入れる環境づくりが大事になります。
意識してみてください。
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▼ 編集後記 ▼
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今日は、午後から名古屋へ。
3件の打ち合わせと労働局へ相談に行ってきます。
外出することが多くなった分、
息子からの催促が激しくなってきました。
「もうお仕事終わった?」
「新幹線乗った?」
毎回新幹線に乗っているわけじゃないし
仕事が終わったと思っても、電話が来たり
新たにやることを思い出して仕事を再開することもあります。
・・・。
そんなこと言っても
まだ分からない年頃なんで。。。
メリハリ持って、
オン・オフをしっかりするよう
息子に教わってる気がします。
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