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【介護人材定着】採用から育成・定着までの人材マネジメント術
2019/9/12　1,459号
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人材定着コンサルタントの後藤功太です。
本日も宜しくお願いします。
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▼ 経験年数で「出来るスタッフ」になるわけではない ▼
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ここのところ、
10月から施行される新しい「介護職員処遇改善加算」について、
ご相談を受けることが多いです。
色々な意見はあるかと思います。
要は、キャリアの長い介護スタッフの待遇を良くする
という趣旨です。
■ただ介護という世界は、
経験年数で「出来るスタッフ」になれるわけではない。
私はそう思っています。
ベテランスタッフにはなく、
新人スタッフにあるものもあります。
むしろ、
長く現場を経験したことで
「固定概念」を持ってしまうスタッフもいます。
それと比べて、
新人は真っさらな状態なので、
そもそも固定概念もなければ常識も分かりません。
そのため、
今までの常識を覆すような発想を持つこともあります。
■ただ、
新人とベテランとの間に
どうしても差があるものがあります。
それは、
「介助スキル」
ご利用者に合わせた
安心・安全な介助。
これは、
長く経験することで身につくスキルです。
だから、
新人には到底敵わない差ですね。
■では、そのスキルを使って
介護を受けているご利用者は
スキルで好き嫌いが生まれるのか？
・・・。
安心感の面では、そうかもしれません。
ただ、
それが全てではありません。
「この人にお願いしたい」
と話すご利用者のほとんどが
「相性」「親切」「話しやすい」「笑顔が好き」
などの人間力を見て評価しています。
■正直、人間力は
現場の経験年数で差が出るものではありません。
新人がベテランよりも優っているケースもあるわけです。
こういった視点を持てると、
・新人から何も学ぶことはない
・新人はとにかく介助スキルだけ学んでおけばいい
といった考え方は変わっていきます。
新人の「可能性」を引き出してみませんか？
意識してみてください。
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▼ 編集後記 ▼
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本日は、
午前に湖西へ移動し1件の打ち合わせ。
終わり次第、愛知県岡崎市へ移動し講演。
終わり次第、浜松へ戻ります。
中耳炎の症状が少し和らいだかと思いきや、
今度は鼻血が止まりません。
鼻いじったわけじゃないんですけどね。
おかげで、先日の講演は終始ビクビク。
いつ、「タラ～」っと鼻血が出るか心配ですから。
何とかやり切りましたけど、
やっぱり講演中に鼻血が出てしまうと
きっと聞いている方々も、そっちに気が散ってしまいますから。
早く鼻の問題を解消したいものです。。
追記：
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