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【介護人材定着】1,650号 くどいぐらいが十分

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【介護人材定着】採用から育成・定着までの人材マネジメント術
2020/7/6 1,650号
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人材定着コンサルタントの後藤功太です。
本日も宜しくお願いします。
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▼ くどいぐらいが十分 ▼
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よくリーダー研修のときには、
「部下の名前を呼んでください」
とお伝えしてます。
何か指示をしたり
お願いするときには、
相手の名前を始めに呼ぶことが大事です。
特に、年配の方に多いのですが
「おい」
「お前」
「あなた」
といった呼び方をしていますが、、、
問答無用に、
部下には「いい気分」を与えることはありません。
私は、5年近くも一緒にいた上司から
最後まで名前を呼ばれることはありませんでした。
「あなた」と言われて
気持ちよく返事など出来ないですね。。。
■さて、
部下の名前を呼ぶこと。
これだけだと、
さも当たり前のことかと思います。
ですので、
もう少し応用したいところです。
まあ、応用とは言い切れませんが(笑)
「くどいぐらい名前を呼んでください」
ということです。
くどいぐらいで十分です。
「後藤くん、これお願い」
「あっ、あと後藤くん、あの件はどうなったかな?」
「そうかそうか。じゃあ後藤くんも頑張ってね」
イメージとしては
常に名前を入れながら話す感じです。
こういうと、
「くどいと嫌がられるんじゃないか。。」
っと思われる方もいると思います。
でも、
こうやって「くどいぐらい」で十分だと思うのは、
私が経験してきたなかで、
ある気づきがあったからです。
■ある40代の上司がいました。
私にとっては
その方は、正直苦手な上司だったんです。
無口で、物事を淡々とこなす性格なため
何を考えているのか読めなかったんです。
だから、
一定の距離を置いていました。
そのため、
何か指示があるまで待っていたり
こちらから提案をするのにも、
恐る恐る話しかけるような関係でした。
でも、あるときから
その上司は必要以上に名前を呼んでくれるようになったんです。
それも、先ほど書いたように
一つの言葉かけに対して、
毎回名前を入れているように。
すると、私自身にも変化があったんですね。
上司から自分の名前を呼ばれるようになると、
自然と自分も、上司の名前を呼ぶようになったんです。
今まで、
「あの~、すいませんが、、、」
っと、上司の名前を呼ばずに話しかけていました。
それが、
「河辺さん、少しいいですか?」
「河辺さんはどう思いますか?」
っと、名前を入れて話すようになったんです。
これは、
上司がくどいように自分の名前を呼ぶようになったことで
その連鎖で、自分も呼ぶようになったわけです。
■しかも、
このくどいぐらい名前を呼ばれても
全く嫌な気分にはならないんです。
なぜなら、
「自分のことを見てくれている」
という感覚になるからです。
名前を呼ぶということは、
相手に「あなたに対して話しているのですよ」
という合図を送る効果があります。
この合図が、
「自分に対して話しかけてくれている」
「自分を見てくれている」
という感情を与え、
やがて、
同じような行動を起こすことが出来ます。
名前を呼ぶだけで、
部下との関係を構築することが出来ます。
更に、
「くどいぐらい」で十分です。
名前を呼ぶことだったら、
誰でも出来ると思いませんか?
意識してみてください。
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▼ 編集後記 ▼
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本日は、
1日事務作業。
先週末に、
私、子供3人で美容院へ。
2歳の息子が、初めて美容院で髪を切るわけですが
今まで女の子のようなオカッパ頭が
スポーツ刈りになって一気に男前に。
やっぱり、髪型が変わるだけで
印象が一気に変わりますね。
今まで髪型には無頓着でしたが、
見られ方も意識しないといけませんね。
特に、今後WEBでのセミナーなり打ち合わせが続きますので
画面に映る自分の姿を今一度意識しておかないと、ですね。
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